写真集
企画:FSさん(長面・国立) 撮影:YTさん(長面・石巻)
しばらく前、長面(ながつら)塩田の歴史などを調査しているFSさん(長面・現国立)から、「ある人が長面の現状を撮ってくれるかもしれません。どんな所に関心がありますか」と問い合わせがあり、いろいろお話しました。詳しくはこちら。
その後9月に入ってFSさんから〈長面 2019夏〉という企画で撮影が終わったという連絡がありました。撮影者はFSさんの同級生、長面の高橋幸男さん(愛称ヨッチャン・旧石巻市内在住)です。北アルプスなどの登山が趣味で今回の撮影もビデオカメラを写真に切り替えての撮影だったそうです。
「昔は弘象山に登ると長面の全体はもとより、追波川の上流まで見えたので、今回も登ってみようと思ったんですが、木が大きくなって無理だと判断しました」というように撮影場所にご苦労されたようです。冒頭の八雲神社からの長面・尾の崎の風景も「木が繁ってうまく撮影できなかった」とのことでした。
どれも見事な写真なので出来るだけ大きく見ていただきたいと思い、このページの写真をクリックすると大きく見えるようにしました。そのためのメモリーのコピーや送付など、FSさんにもご苦労をおかけしました。ヨッチャン、FSさん、本当にありがとうございました。
※写真をクリックすると大きい写真が見られます。もっさと大きくしたいときはカーソルの+をクリックしてみてください。
八雲神社から 昔は長面、尾の崎、弘象山、松原などが一望できました | |
![]() 子どもの頃よく遊んだ八雲神社 |
![]() この背後の奥深いところに北野神社があります |
![]() 昔は長面、尾の崎、松原が見渡せました |
![]() 今は木が繁ってよく見えないので尾の崎橋をアップで撮ったそうです |
※写真のキャプションは細かい説明がなかったので、これ以後も管理人の記憶や推測でつけています。お気づきの点をお知らせいただければありがたいです。
※我が家はどの辺だったかなど、いろいろな思いがわいてきますが、昔の目印が何もなくなっているので想いを巡らすのが大変ですね。
尾の崎橋 無人の集落(居住危険区域)に途方もない橋が架けられつつあります | |
![]() 現在の尾の崎橋。上が新しい橋。下が元の橋と取付道路 |
![]() あまりの奇観にもう一枚 |
![]() 橋を右に折れて護岸下から |
![]() 橋のたもとから松原方向を望む |
※長面と尾の崎を結ぶ尾の崎橋。二重橋のような奇観に驚きました。
※無人の集落になぜこんな橋が必要なのでしょう。何かの見解を目にしたらお知らせいただきたいと思います。
尾の崎の海辺から 橋を右に曲がって海辺からの長面浦の風景 | |
![]() 振り返ればやはり異様な橋が |
![]() 建物は「牡蛎むき場」と「はまなすカフェ」 |
![]() 長面を囲む新護岸 |
![]() みんなが育てられた美麗な長面浦 |
![]() 松原、湾口方向を眺めると |
![]() 長面浦には小舟が似合います |
※長面浦には小舟が似合いますね。巨大な護岸や橋がいつかは馴染んでくるのでしょうか。
※尾の崎のお寺から山越えして名越海岸へ出ると、かつては湾口の狭い水路の向こうに白砂青松の松原と砂浜が広がっていましたが、今は大きいコンクリートの護岸が飛び込んできます。
名越海岸で(2) 弘象山の裏には美しい海岸とおだやかな海がありました | |
![]() 松原の砂浜がこうなつているんですね |
![]() 松原海岸と十三浜の境が良く分かりませんが、左の写真と見比べてください |
![]() 福浦方向でしょうか |
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![]() リアス式海岸の絶景です |
![]() おだやかな気持ちになる海岸です |
![]() 海もおだやかでした |
![]() たまに来る大きな波を待ったそうです |
※ヨッチャンのコメントには「何となく久しぶりに、心なごむ時間でした」とありました。海と山と空は震災後も変わらずそこにあるからでしょうか
撮影 2019/8/25(日) 9:52~10:53